東京都と神奈川県の境を流れて東京湾に注ぐ多摩川。下流の水は濁っているが、奥多摩に来ると、すばらしい清流だ。
JR青梅線の沢井駅で下りて、5分くらい歩くと多摩川の清流に出る。
美味しいツマミとビールを持って、川のほとりに出るとしばらく散歩して河原に出られる道を探す。あとは新聞紙を敷いて河岸でひたすらビールを飲む。まさに至福の時間である。
持参したビールを飲み干したら、「澤乃井園」に行く。ここは、小澤酒造が経営しているガーデン。眼下に多摩川が見えていて、絶好のロケーションだ。
最初は利き酒をする。二杯目から同じおちょこを使うと、100円引きになる。新酒から古酒まで銘柄が揃っていて、本当に嬉しい。
大吟醸もさすがに旨い。
ガーデンの一角に座って、多摩川を見下ろしながら飲む。
今回買った四合瓶は「ひやおろし」。秋の限定品だが、古酒のような味がする。
正直言うと、すでに酩酊状態で「旨いのか、そうでないのか」がよくわからない。間違いないことは、友人と飲み始めるとアッという間に酒がなくなるということだ。
利き酒もよし、限定品もよし、さらに言えば、なんでもよし。
眼下に清流、気分のいいガーデン、酒造直送の日本酒、気の合った友人たち……これ以上の贅沢を言ったらバチが当たる。
とにかく、川のほとりに座って、清流を見ながらダラダラ飲むのが異様に好きである。そんなわけで、今回も極上の休日だった。
文・写真=「エンタメオアシス」編集部



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