横浜中華街で1人ブラリとランチを食べてみた

飲食楽園

JR石川町駅を下りて、ブラリと10分弱歩くと、中華街の門が見えてくる。

平日の昼間だというのに、大変な賑わいだ。

修学旅行の学生の姿が目立つ。訪ねてみたい名所になっているのもよくわかる。通りに面してズラリとならぶ中華料理店の数々。店構えも華やぎ、食欲神経を刺激するビジュアルが見事なほどだ。

これだけ中華の店を揃えた先人の街づくりに感服する。二代目、三代目にもたらした恩恵は、はかりしれない。

横浜中華街に来たら、やはり関帝廟に寄らないわけにはいかない。

『三国志』にも出てくる、信義と義侠の人「関羽」。民間信仰で神に祭り上げられた関羽を祀っているのが関帝廟だ。

関羽は「商売の神様」にもなっているそうで、世界中の中華街に関帝廟が建てられているらしい。私は横浜しか知らないのだが……。

今回も空腹ながら関帝廟に寄った。一心に祈っている人を横で見ていると、身がひきしまる。ランチを食べる店をさがす。

人通りが多い道に面していて、雰囲気が良さそうな店に入る。ここも、他の店と同様に、食べ放題が売りになっている。しかし、1人では注文できないらしい。仕方がないので、1人用のランチを注文する。チンジャオロースだ。

ご飯が丼に半分しか入っていない。人生で経験する初めての「いきなり半ライス」だ。まあ、お代わりすればいいか、と気を取り直した。

肝心のチンジャオロースも、食べ放題で出している一皿のようで、皿が小さい。せめて、普通の皿で出してほしかった。

味については言及しない。「食べ放題」用の味、という表現で理解していただきたい。他に、スープ、ザーサイ、点心、杏仁豆腐が付いた。

すぐにご飯がなくなったので、お代わりを頼むと、「できません。するなら有料です」と言われた。今や、ご飯のお代わり無料は多くの店で常識になっているのだが……。

「最初のご飯が少なすぎたのです。一人前ありませんでしたから」

そう言うと渋々、半ライスを出してくれた。

今回ばかりは、中華街でご飯をお腹いっぱいに食べるのに苦労したかもしれない。

文・写真=「エンタメオアシス」編集部

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